代表理事の言葉 vol.2

代表理事 古谷治子

新年のご挨拶、松の内を経て、もうすぐ立春です。

早いもので、教育コンサルタントとして独立してから20数年、全国のシンクタンクを中心に4000回以上の登壇で講習をさせていただきました。

この登壇経験で思うのは、業績が良い会社ほど活気があること。

当たり前かもしれませんが、業績と企業風土は比例していると常に感じています。

社内に覇気がない、社員同士のコミュニケーションが少ない、若手や新入社員が生き生きと動いていない・・・。そんな風に感じる会社は、業績も不調なところが多いように見受けられます。

一方、業績が好調な会社は活気があり、誰に、何を訪ねても即対応してくれる。上下左右のコミュニケーションがスムーズです。

つまり風通しの良い良質な企業風土が、業績にもつながっているのです。

そんな例が、昨年訪れた関東のある企業。40代の女性を代表に経営陣が全員女性、数百名の社員を抱え、年間40億以上もの売り上げをあげています。

先代からの代替わりで、組織を改革、仕事のやり方も一変させ、日本はもちろん、世界からも注目を浴びています。

ここの社風が素晴らしい。社員全員がきびきびと動き、社内も清潔、隅から隅まで掃除が行き届いていました。トイレは髪の毛ひとつ落ちていない。

雨の日の講習会、若い社員の方が、いらっしゃいませ、お待ちしておりました」、「遠い所までお出向きいただき、誠にありがとうございます」と、笑顔で迎えてくださって、雨の憂鬱もいっぺんに吹き飛びました。そして、会社に入ると、フロアがぴかぴかに磨かれている。「なんて気持ちのいい会社なのだろう」と、感心しました。第一印象というのはそれほど大切。最初の応対、きちんと挨拶きるかどうか、単純なことですが、人の印象はまずそこから形作られていくものです。

講習までの待ち時間も、こちらが少し目をやると、すぐに駆けつけてくれる。お茶を取り替えてくれる。社員一人ひとりが周りを見ていて、気配りができる。今どきなかなかできることではありません。伝言をお願いするとすぐさま対応が帰ってきて、社員同士のコミュニケーションがいかにスムーズなのかも分かりました。

聞けば幹部女性を筆頭に、地元に溶け込み、心地よい企業風土を目指して、日々、社内改革を行っているとか。

チャレンジだけが良いわけではありませんが、幹部から新入社員まで、社員一人ひとりの自覚の高さを感じる企業は、多くの会社を訪れましたが、そうあるものではありません。

良質な土台がなければ、強い建物が建てられないように、良質な企業風土がなければ強い組織が人材も育ちません。

社員がのびのび働ける企業風土を築くには、経営者、リーダーが会社の指針となって、自らの言葉と行動で経営理念を示していくことも必要です。

人に同じ顔はないように、同じ業種であっても企業風土は千差万別。様々な企業を訪れる度に、私も多くのことを教えていただいています。

このホームページではそんな登壇で見たことをお伝えしていこうと思います。

色々な経験談を通じて皆さまをサポート出来れば幸いです。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

(最終更新日:2016年1月29日)
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